ごあいさつ
アニョハセヨ、你好、こんにちは平令です。
前回に引き続き、今回も上海の旅行体験をお届けします。
今回は、テレビ塔、南京東路、上海雑技などをご紹介します。
あいにくの小雨模様の中、上海に来たら見学しておかなければ
ならない、象徴的なテレビ塔に行ってきました。
東方明珠塔(東方テレビタワー)

テレビ塔入口付近
宿泊したジンジャンホテル(錦江飯店)からタクシーで15分
位走ると、黄浦江を挟んで浦東の東方明珠塔(東方テレビタワー)
に到着。
前日外灘から眺めていたより、実際に近くで見ると巨大です。
上海歴史陳列館+263m展望台の入場料100元(当時)を
払ってチケットをもらうと、入場する前に手荷物検査がありました。
チケットを半券受け取り、テレビ塔の歴史紹介の写真を眺めながら
エレベーターで展望台まで上がりました。
曇りなので少々視界は悪いですが、地上263mからの眺めは
壮観です。

あいにくの曇り空

ロビーのカフェで一休み
近くにはさらに高い高層ビル群が見えました。この時はまだ
上海タワーはありませんでしたが、上海ワールドフィナンシャル
センターや金茂大厦(ジンマオタワー)が見えます。
います。黄浦江を挟んだ対岸の外灘周辺も、夜とはまた違った
雰囲気が有ります。
ひとしきり見学し終えて、エレベーターで1階へ、そこからロビー
までのエレベーターに乗り換えようやく地上へたどり着きました。
ここには、カフェや土産物売り場がたくさん並んでます。
カフェで一休みしました。
外灘観光トンネル

観光トンネルに向かう途中

長いエスカレーター
テレビ塔を後にし、対岸の南京東路に行く事にしました。
テレビ塔から出て、少し歩くと外灘観光トンネルの看板が見えます。
50元(当時)のチケットを購入、長い長いエスカレーターを降り
ると、可愛らしい車両が見えてきました。
遊園地のアトラクションのようなガラス張りの車両です。
走りだすと、カラフルなイルミネーションが車窓から通り過ぎて
行く様は、まるで映画のワンシーンにあるタイムトンネルのようです。
中国もなかなかやりますねぇ、地下鉄にこの様なアトラクションを
設けて、観光客を楽しませてくれます。
ちなみに、同じような距離を普通の地下鉄で行ったら3元ですけど
、せっかく観光に来たのだからここは気前よく行きましょう。
南京東路

昼間の外灘
観光トンネルでおよそ5分で対岸の外灘に到着、出口から歩いて
すぐの南京東路に向かいます。
ここは上海随一の繁華街です。
歩行者天国のような道路がおよそ800m続きます。

第一百貨

夜の南京東路
平日のお昼前でしたが、たくさんの人で溢れかえってました。
新旧の百貨店、デパート、食品店、観光土産品、ヒスイのお店など
広い道路の両側にずらりと立ち並んでいます。
私のパートナーは喜んで、デパートや百貨店を歩き回って
いましたが、おじさんは疲れていたので道路の真ん中のベンチで
しばらく休憩していました。
待っている間、人通りを眺めていると、中国のお上りさんであろう
賑やかな集団や、サングラスかけたスタイルのいいお姉さん、
5元で乗れる電動カートなどが行き交って、見ているだけでも
退屈しません。
パートナーが戻ってきたころ丁度にわか雨が降りだしました。
すると、どこから現れたのか折り畳み傘を5,6本かかえた
おばさんが、「一本5元です。」といいながら、傘を売り歩いて
いました。
なんとたくましい!天気を予想して事前に傘を準備していた
のでしょうか?この逞しさは日本人も見習いたいくらいです。
もちろん5元の傘をもらいましたが、一度使ったら捨てて
しまいたいくらいお粗末な傘でしたけど。
5元の傘をさして今度は外灘にあるガイドブックで見つけた
中華料理店へお昼を食べに行きました。
上海姥姥家常飯館
南京東路から歩いてさほど遠くないところにこのお店が
ありました。上海家庭料理と紹介されていた「上海姥姥家常飯館」
丁度お昼時とあってたくさんの人です。

上海姥姥家常飯館
取り合えず名物の「姥姥紅焼肉」と麻婆豆腐、鳥とナッツの炒め物
スープ、ご飯とビールなどを注文しました。
姥姥紅焼肉は豚の角煮に近い味と食感で美味しかったですよ。
マントウに挟んで食べたらよかったかなぁと思います。
他の料理も、すこし塩辛いものもありましたがまずまず
美味しかったです。
二人でお腹いっぱいで3~4千円ほどでした。
お店を後にし腹ごなしに近くを散歩していると、小さな果物屋さんが
目に留まり、山積みにされた山竹(サンチュ=マンゴスチン)をみつけ
お土産用にも自分用にもと、20個買いました。
値段は一個幾らか忘れましたが、パートナーは「上海は高い。」
と言ってました。
上海雑技(雲峰劇院)
上海に来たらこちらも見逃せない、上海雑技です。
外灘からタクシーで行こうと待っていると、タイのトゥクトゥク
のような三輪車が目に留まったので、「あれに乗ろう。」
というと、
パートナーは「ダメ、距離が遠いし、危ない。」
と言うので止めました。
外灘から30分ほどで静安寺近くの「雲峰劇院」というところ
に到着しました。
会場横にチケット売り場があり、一人A席280元でした。
演技しているのは10代の可愛らしい男女が多かったです。
まあ動物の出てこないサーカスの様なものですが、演目一つ一つ
の難易度はとても高いような気がします。
写真はありませんが、椅子を10個くらい積み重ねて弓なりになった
上でのバランス演技が一番ハラハラしました。
上海のマッサージ
雑技団で興奮した後「桃源郷」という南京東路近くのマッサージ
店へ疲れを癒しに行きました。

桃源郷入口
一人5000円くらいでしたが、マッサージ自体は可もなく不可もなく
ごく普通、従業員はほとんど日本語がわからず少し横柄な態度、
5000円でこの程度なら、大連やソウルのマッサージ店のほうが
良心的で、よっぽどいいというのが正直な感想です。
もっと他に安くていいお店があるかも知れませんが、ここは有名店
で観光客用のお店なのかもしれません。
1時間ほどでマーサージを終えひとまずジンジャンホテルへ。
ホテルでパートナーはとイチャイチャしているといつの間にか
PM10:00に。「北京ダックが食べたい。」という私の
要望で、パートナーが外灘近くのお店を探してくれました。
「こんな時間に食事できる店ある?」と心配してましたが、
上海は眠らない町らしく、朝まで大丈夫との事。
残念ながらお店の名前は憶えてませんが、テラス席を備えた
おしゃれなお店でした。もちろん料理も美味しかったし、
値段も手ごろでした。
明日はAM10時の飛行機ですので、ホテルに帰って
ゆっくり休みました。
上海旅行の感想
目まぐるしく発展してきた中国を象徴するかのような大都市
上海、高層ビルが立ち並ぶ浦東、その近代的なビル群の裏には
庶民的でいきいきとした旧来の街並みがまだまだたくさん
残ってました。
都市開発と称して、景観や衛生的な理由から古い町並みは取り
壊されようとしていますが、中国の人の明るくたくましい生活
を垣間見る事のできる街並みも、残しておいて欲しいような
気もします。
それでは。
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